あと、一歩が届かなかった人のための社労士講座労働基準法篇

01.社労士独学勉強法

独学で合格する方法-その3「勉強を楽しむ」

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覚えたはずの事を忘れないためには?

どんなに勉強しても、しっかり覚えたはずなのにすぐに忘れてしまう・・・って事で悩んでいませんか?
その対策が「独学で学習する方法-その1」で紹介した2つ目のキーワード勉強を楽しむです。
どういうことか?それは、たとえ話を交えてお伝えします。

ポケモンに詳しくなるには?

いきなりですが、ポケモンにめちゃくちゃ詳しい子どもって結構たくさんいますよね。
私は、ポケモン世代ではないのであんな複雑な事を覚えられて子どもってすごいなぁって思います。
では、この子たちは漢字は得意でしょうか?

多くの子がそんなに良くないと思いませんか?
特にポケモンに詳しい子供であればあるほど、時間をポケモンの事ばかりに費やして勉強しないので漢字は苦手って子が多いと思いませんか?
この子たちは記憶することが苦手なのでしょうか?
もちろん違いますよね。
あれだけ複雑なポケモンの事を覚える能力はあるわけなので記憶の能力は高いのです。
じゃあ、なぜポケモンは覚えられて小学校レベルの簡単な漢字は覚えられないのでしょうか?

覚えなければいけない事は覚えにくい

そのわけは、ポケモンの事は覚えたいからです。

じゃあ、漢字はどうでしょうか。
漢字の事は覚えなければいけないことなのです。
つまり、覚えなければいけないが覚えたい気持ちがないものは覚えにくいという事です。

ゴールが見えないときもありませんか?

今、このページをご覧になっている方はゴールを目指して頑張っていることと思います。
では、質問です。

試験に失敗した時、ゴールを見失ってこれまでの勉強が全部無駄に思えたことはないですか?

せっかく覚えたい気持ちで1年以上頑張ってきても、試験に失敗してしまうと目標を失ってしまって覚えたい気持ちも消え失せてしまいませんでしたか?
この気持ちから再度やる気を起こすのは大変です。
では、どうしたらよいのか。

とにかく楽しもう!

この「記憶の定着」と「やる気を起こす」ために必要なこととして私がたどり着いたのが勉強を楽しむことです。

私は試験勉強を始める前に多くの勉強法についてのノウハウ本を読みました。
これについてはキーワードの3つ目「効率世良さを追求する」と「勉強法のまとめ」でそれぞれお伝えするとして。
そこで、たどり着いた答えがこれです。
楽しいこと、やりたいことが記憶の定着につながることはポケモンのたとえでお伝えしました。
実は、めげないためにも大切な事であることが多くの本で紹介されていました。

目標を目指すって危ない!?

多くの方が「社労士試験合格!」という目標に向かって勉強していると思います。
ですが、このやり方が危ないのです。
何故か?それは心が折れやすいからです。

この「心が折れる」ポイントは本試験不合格以外にもたくさん存在します。
分からない項目にぶつかる・予備試験で悪い点数を取る・覚えたはずの事を覚えていない・・・・
私も、こんな事があるたびに目標がどんどん遠のいてしまい無力感に襲われたものでした。
そこでちょっとだけ考え方を変えてほしいのです。
独学で合格する方法-その2でお伝えした通り、試験に合格するのは社労士として仕事をするためですよね。
勉強で知識を身に付けるたびに、信頼される社会保険労務士となれるのです。
知識が増えれば増えるほどです。

また、私は社会保険労務関係のクイズ問題を解く「趣味」としても捉えていました。
クイズを解くためクイズに出そうな項目を覚える、そして過去問をクイズとして解く。
ひっかけ問題に引っかかったら「そっちかぁ!!!」とか言いつつ楽しむことに終始しました。
このサイトの講座が過去問と判例をリンクさせたのはこんな楽しみ方をしてもらうためです。

他にもご自身で勉強を楽しむ方法は色々思いつくと思います。
社労士試験は本当に膨大で困難な道のりです。
如何に心折れずに続けるかが大切となります。
これらの事を参考に是非合格にたどり着いてほしいと思っています。

ただ、あまり長くなるとやはり心は折れます。
そこで、大切になるのは3つ目のキーワード「効率の良さを追求する」です。

私が実践してきたことも含め効率の良さについては続きで説明したいと思います。

2019/12/03